問題発見プロフェッショナル
ToDO
・日頃より問題意識を育む
→理想状態(目的意識)の設定と現状観察が必要
→ゼロベースからの理想設定能力の養成(Purpose,Position,Perspective,Period)
→現状認識の習慣化
=日頃より理想状態を描写すること
問題発見プロフェッショナル
問題発見〜政策立案
1)ゼロベースからの理想状態設定
2)現状認識(観察、統合)
3)問題選定(分析、判断)
4)問題分解(個別課題の洗い出し)
5)個別解決策の立案
6)優先順位づけ(ハード:期待成果,コスト、リスク、スピード ソフト:継続性
7)総合解決策の立案
問題が発見できない4つの理由
1)問題定義の前提となる、理想状態を描けない
2)現状の正確な把握ができない
3)GAPの構造把握と要素の優先順位づけができない
4)実行可能な解決策から短絡的に問題を捉え、拡がりを見失う
1)問題定義の前提となる、理想状態を描けない
①理想構築、目的設定能力の欠如によって理想状態を描けない
②パラダイム変化の認識力の欠如によって誤った理想状態を描いている
2)現状の正確な把握ができない
①WILL:現状を直視する問題意識の不足
②SKILL:現状を把握する分析スキルの欠如
3)GAPの構造把握と要素の優先順位づけができない
①問題となるGAPが不明瞭なまま、解決を試みる
②問題の原因を優先順位づけできず、すべてを解決しようとする
4)実行可能な解決策から短絡的に問題を捉え、拡がりを見失う
仮説思考の誤解。仮説思考とは走れる方角に走り出すことではなく、走りながら方角を考え修正すること。
戦略的問題発見の必要性
「現状の問題は何か?」と聞かれ、「質問が漠然としていて答えられない」と答える人は、理想状態を構築する枠組みを構想できない人。
→戦略的問題発見が必要。
→戦略的問題発見とは、理想状態を固定せずゼロベースから理想状態を設定し、現状とのGAPを洗い出すもの。
戦略的問題発見に必要な4つの力
観察力
統合力
分解力
判断力
理想状態構築のための4P
Purpose(目的軸)
Position(立場軸、視座)
Perspective(空間的フレーム、視野)
Period(時間軸)
理想構築=客観性と論理性を土台にしながらも、主観と感性をコアに構想する。最後は主観的判断が不可欠。
また4Pはあくまでフレームワークであって、コアとなる理想状態の明確化を助けるが、それ単体で何かを生み出すものではない。