自分を操る集中力
ルール1:前頭葉のウィルパワー(WP)
・増やす
⇨セルフモニタリング、無意識行動を意識的に観察し振り返る。
・減らす
⇨習慣化。意思決定を即決できる仕組みをつくる。
多すぎる選択肢はウィルパワー(WP)を奪い、疲れちゃう。
決定の先延ばしは、WPをガンガン削る。
ルール2:判断や迷いを減らし、短時間集中
見込み時間のオーバー=不必要な100点を目指してしまうから。あれもこれもできてしまう時間設定ではなく、極力短時間に取り組み時間を設定することで、選択肢が狭まり、WPの浪費が減り、集中力UP。
トップスピード
集中し始めにより多くのWPを消費
物は集中の邪魔、片付けてある状態が集中力のスイッチに
⇨自分が最も重視したい目的に向けて部屋を整えよう
エモーショナルプランニング
1日の感情の変化を先読みしてプランニング
ウィルパワーと集中力
ウィルパワーとは、前頭葉で生成される集中力の根源です。物事に取り組むためのリソース、RPGでいうところのMPみたいなイメージでしょうか。このウィルパワーが多ければ多いほど、物事に集中力をもって取り組めるということになります。
よって集中力を上げるためには、
・ウィルパワーの総量そのものを増やす
・ウィルパワーの消費を効率化する(浪費を減らす)
の2種類の選択肢が存在します。本書では特に、②のウィルパワー消費の削減について述べられています。
ウィルパワーの消費を減らす
性質を知る
ウィルパワーの消耗
日常生活には無数の選択肢があり、私たちはあらゆる場面において、意識・無意識に関わらず意思決定を求められます。ウィルパワーを消耗させるのは、行動そのものではなく、その前に求められるこれら小さな意思決定の連続です。意思決定の機会=多様な選択肢の存在は、それそのものが私たちのウィルパワーをすり減らします。また、選択肢の存在そのものが脳への負担になるという事実は、意思決定の先送りによっても、ウィルパワーは消費され続けるということを意味します。
小さなしかし連続した多くの意思決定を
・集中にはトップスピードがある
・内的環境
・外的環境
2)習慣化
意思決定の余地を減らす
習慣を作る⇨習慣以外の新しい領域に集中できる⇨新しい領域を習慣化
習慣化
習慣を作る⇨習慣以外の新しい領域に集中できる⇨新しい領域を習慣化⇨さらに・・・
脳は行動ではなく、小さな意思決定の連続によって披露する
⇨雑事の即判断の仕組み化
集中するとは一つのことにフォーカスすること=「それ以外に手をつけないこと」
パッチ処理
雑事をルーチン化する。胃日の終わりにまとめて処理
・時間計画
休憩後は簡単な作業から始め、リズムをつくる
インプット(朝)、アウトプット(昼)、レビュー(夜)のサイクルを1日で。
朝起きてから2時間は生産性のピーク。人生のタスクと向き合え
ポモドーロ・テクニック
一つのことだけに25分集中する。
やる気がおこるから行動するのではなく、行動するからやる気がでる。
休憩の前後でやることを変えてはいけない。5分の休憩はアイデアを寝かす時間、無意識の力を借りろ
瞑想とか散歩とかおすすめ。脳を上の空にしろ
ウルトラディアンリズム(睡眠時間90+20分)
これはタスクにもスライドできる。90分で取り組むタスクを一つに。20分で休め、体をうごかせ
アイビー・リー・メソッド
一つのことが終わるまで、断固として他のことに手をつけない。他のタスクへの意識分散はWPを浪費する。
1)明日やるべきこと6つをリストアップ
2)優先順位をふり、翌日その順に処理
3)できなかったら、悔やまず忘れる
以後繰り返し
1番のことが終わるまで1番のことしかしない。
「結果的に1つか2つしかできなくてもきにするな、あなたはその日に一番大切な仕事を済ませたのだから。」
大切なこと以外はやらない。
余白の時間を意図的に作る、緩衝材のしてのスペースをつくれ
目標は1週間ごとに、週の2日は帳尻合わせに用いる
計画的にサボれ。モラル・ライセンシングをコントロールする。気の緩みから怠けてしまう時間をあえて意識的に取ることで、コントロールする。